精神科救急(スーパー救急)

医療体制

精神科救急

精神科救急入院料(スーパー救急)病棟

スーパー救急では

鷹岡病院は平成21年2月に、精神科救急医療の中心的役割を担うため、精神科急性期治療病棟よりも更に高規格の精神科専門病棟、全国でも数少ないスーパー救急病棟(精神科救急入院料病棟)の認可を取得しました。

スーパー救急病棟では集中的な治療の必要性が認められた患者さま(措置入院や医療保護入院を要する患者さま等)に対し、質の高い治療、密度の高い人員配置と充実したアメニティーにより集中して入院治療を行い、短期間(約3ヵ月以内)での退院を目指します。

当院ではA病棟(48床)がこれを担い、医師、看護師、精神保健福祉士等、多職種のスタッフがチームを組んで協力し合い、患者さまの状態を見つめながら治療計画を立てて行きます。

精神科救急入院料(スーパー救急)病棟の条件

スーパー救急(精神科救急入院料)病棟の認可取得には下記のような難度の高い基準を満たすことが必要とされます。

  • 精神保健指定医が病棟に1名以上、病院全体で5名以上配置されていること
  • 医師が入院患者16名に対し1名以上配置されていること
  • 精神保健福祉士が病棟に2名常勤していること
  • 病床の50%以上が個室であること
  • 精神科救急医療体制整備事業に参加していること
  • 年間圏域人口1万人に対し2.5件以上の時間外・休日または深夜における救急診療をしていること
  • 当該医療圏内において措置・緊急措置・応急入院の受入れが原則として25%以上あること
  • 年間入院患者の6割以上が非自発入院であること
  • 入院患者の4割以上が新規患者であること
  • 月間の入院患者の6割以上が入院3ヶ月以内に在宅へ移行すること
  • 在宅へ移行するとは
    患家または障害者総合支援法に規定する障害福祉サービスを行う施設若しくは福祉ホームまたは精神障害者社会復帰施設へ移行することをいいます

精神科救急基幹病院

静岡県精神科救急基幹病院(富士圏域)

鷹岡病院は、平成20年4月より静岡県精神科救急基幹病院(富士圏域)として指定を受けました。
救急対応については以下の通りです。

救急対応時間帯
  • 平日夜間 17:00~翌8:30
  • 土曜日に限り 12:00~翌8:30
  • 日・祭日 8:30~翌8:30
お問い合わせ方法
  • 他病院、医院に通院中の方は、まず通院先にお問い合わせください。
  • 当院、富士メンタルクリニック通院中、または初めて精神科を受診される方は、鷹岡病院に直接ご連絡ください。
    電話 0545-71-3370(鷹岡病院代表)
  • 救急の申し合わせ事項として、「かかりつけ医優先の原則」「身体優先の原則」により、まず他院への受診をお願いすることがあります。
静岡県精神科救急情報センター
  • 精神科救急に関する相談は、静岡県精神科救急情報センターでも受け付けています。
    電話 054-253-9905(静岡県精神科救急情報センター)