スタッフより

医療体制

画像検査ー検査課ー

当院では、認知症の画像検査として頭部CT(コンピュータ断層撮影)を行っています。

CTは、X線を身体の周囲から照射して得られた情報をコンピュータで処理して画像にします。身体を輪切りにした画像を簡単に得ることができます。

認知症では、その種類によって脳の特定の部位の委縮(小さく縮むこと)が進行します。頭部のCT検査では、委縮の程度を簡便に調べることができます。

検査は、寝台に仰向けに寝て行います。円筒形の装置に寝台ごと移動させて検査します。検査時間は部位にもよりますが、頭部でしたら5分ほどで終了します。 撮影部位にあたる、ヘアピンなどの金属製品、補聴器などは検査前にはずして、寝台に仰向けになっていただき、安全のため身体をベルトで固定します。頭の位置を合わせた後、固定します。スキャン中は身体を動かせず、検査終了まで窮屈ですがご了承ください。